Jul 31, 2015

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c r a p e m y r t l e  ・  t o r e n i a
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百日白と夏菫


部屋の開かない窓に柄のついたカーテン。
五時ちょっと過ぎ、朝陽によって花が浮揚しているようです。
それを、しばらく眺めてから起き上がる。

今の日暮れ方、薄暗い中で見かける百日白の花は雪にもみえるように、
たくらみないもので変わっていく部屋の景況に気づくと飽きないです。
人の表情も。

何かによって流れるものと、何かによって淀んでしまうものと。
人間も自然も水も、料理も同じように思う。

そんなものと、ずっと付き合ってきたように感じます。
次は何かになって、どこまで歩いていけるのかとか。


野菜と、夏菫を買って、
帰る暑い暑い日でした。